イールドスプレッドとは、長期金利との比較から株価の割安さ・割高さを測ろうとする指標。株そのものは、同じ金融商品の代表的なものとして国債など債券と投資価値を比較することが多い。特に基準となるものは、10年物国債の指標銘柄の利回り(現在は、新発の10年物国債の利回り)だ。
株にとって国債の利回りに相当するものは益回りと呼ばれ、「1株あたり当期利益÷株価」で計算したもの。当期利益は、ごく一部が役員賞与の回されるほかは、直接配当として還元されるか、内部留保として企業価値=株の価値を高めるということに使われるという形で、ほぼ全てが株主に帰属するものである。
そして、「長期金利(10年物国債の利回り)-株式益回り」を計算したものがイールドスプレッドだ。益回りには東証一部の益回りが使われて、株式市場全体が割安かどうかを見ることが多い。歴史的には3~4%程度が標準的な水準と言われるが、超低金利の現在はその基準が使いづらくなっている。
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